調布駅南口で現地実踏を実施しました
樹木の会からのお知らせ 2020年11月8日 号外
去る11月2日、市の調布駅 南 新ロータリー案の現地実踏を行いました。
古シーツなどを割いて、100メートル以上にもなる布テープをつくり、提案されているロータリーの形状をなぞりました。
グリーンホール前の暫定開放されている部分の3分の1はロータリーになってしまうその広さ(=残される広場空間の狭さ)を実感しました。
南西側のビルの屋上からの俯瞰写真に収めましたので、ご紹介します。
樹木の会メンバーのiさんの手になるもので、以下のご本人からのメッセージとともにお届けします。
【ワイドレンズで手前が広く見え、ロータリーの大きさが実感しにくい写真になっていますが、計画図面と重ね合わせて見ていただければと思います。 改めて、かつて「日本一の駅前広場!」と言われ今でこそ未来志向と言える駅前広場を実現し、明日の子供たちに誇らしいものとして届けたいものと、真剣に思います。そういう広場であってこそ、他市からの注目を得られ、人のにぎわいを呼び、運営次第では収益をさえ上げられて市の財政を手助けできる広場になるのではないでしょうか? せめて、今や広場のシンボルツリー、移植すれば枯れてしまうだろうと診断された大欅は、この位置に残して市の計画案を見直して頂きたいのです。 時代は大きく変化しようとしています。 ・自然災害の激化をもたらしている地球環境の変化 ・世界のまちづくりの方針はクルマから人へと ・国交省もまちづくり道路づくりの方針を車から人へと ・平成27年度に閣議決定された国土形成「グリーンインフラ」計画 ・・・等々、変わりゆく新しい時代にふさわしい、未来に誇れる、 〝わくわくする駅前広場〟として完成させたいと願わずに居れません。
今、その調布市の顔となる駅前広場の未来の形が決まろうとしています。 にもかかわらず市議会では、本来あるべき駅前広場のありようではなく 「令和7年の完成」というスケジュール第一の主張だけが論じられています。これから1〜2年かけてもより好ましい案として再検討し、それからでも十分に間に合う筈です。このまま手をこまねいて見過ごすわけにはいきません。
調布駅前広場は、
1.イベント広場
2.憩の広場
3.ロータリー この3つの要素の好ましいバランスが大切と考え、「樹木の会」はいくつかの案を提案しています。 (i) 】
◆6枚の写真を添付します
①実踏の際、白い布テープで描かれた市の新案の形状
②上に、4メートルの上屋がついたイメージを加筆したもの
③市の9/1見直し案。ロータリー以外の場所をカラーリングしてあります。
④広場南西角から、北東を望む
⑤かつて日本一! と雑誌にも紹介された広場
⑥樹木の会が描く広場全体の間取りイメージ図