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2021/6/13 講演会「下北沢に学ぶ、市民参加のまちづくり」

たづくりまつり参加企画で、樹木あふれる調布駅前広場をつくる会主催の

講演会を行います。

■日時:2021年6月13日(日)10:00~12:30

■会場:調布市文化会館たづくり 8F映像シアター

■講演者:下平 憲治 氏

■テーマ:「下北沢に学ぶ、市民参加のまちづくり」

●たづくり8階 映像シアター
 参加費/300円 先着50名

市民運動は文化運動?
楽しく、粘り強くつづけているシモキタ。

小田急線 下北沢駅付近の“開かずの踏切”を解消するため2003年1月、
東北沢、下北沢、世田谷代田の3駅を地下化することが決まりました。
これは住人の願いでもありました。ところが世田谷区はこの地下化と同時に、
「下北沢駅前の商店街を突き抜けるようなかたちで最大幅26メートルの道路
(補助54号線)を通し、駅前にバスロータリーをつくる」などの再開発計画を
発表しました。しかもそれは、区民に意見も聞かない、住民不在の一方的なも
ので、歩ける街、文化発信の街シモキタに生きる人々には戸惑うしかない
「まちづくり計画」でした。
同年(2003年)12月には下平憲治さんたちが「Save the 下北沢」を立ち上げ、
世田谷区に対して見直しを求める運動を始めました。
それから18年、運動はいまでもつづいていますが、ユニークなのは何やら
楽しそうに市民運動を繰り広げていることです。
2011年には保坂さんが区長になり、行政との対話に道が開けました。
住民、区、事業者・小田急電鉄の三者でまちづくりを考える「北沢デザイン会議」
での協働が始まりました。

緑豊かで、憩える、楽しめる遊歩道に
生まれかわった線路跡地

いま下北沢駅前は、線路跡に広場はできましたが、バスロータリーや道路の建設は
保留になっています。
いっぽう、駅を挟んで地下化された世田谷代田駅から東北沢駅まで2.7キロの線路
跡地のほうは、一部を除き今年の3月にほぼ完成しました。整備は小田急電鉄と
世田谷区が受け持ち、小田急の担当部分にはなんと、カフェがあり、賃貸住宅、
保育園、温泉旅館、店舗付き住宅まであるのです。区の担当部分は西の「富士山の
見える広場」から始まり、緑豊かな、憩える、休める、楽しめる遊歩道が続いています
。何度でも歩いてみたくなる道です。
また下北沢駅前広場には毎日たくさんの人が店を出し、マルシェのようです。
今回の講師は、「Save the下北沢」の代表、下平憲治氏です。


下平憲治氏のご紹介
日本矯正歯科学会認定医 ロックバーNever Never Land 店主 下北沢東通り商店街副会長
◆1980年に信州から上京して以来、住み慣れ愛してやまない下北沢が何処にでもある再開発で壊されてしまうことを危惧し、2003年に仲間たちと「Save the 下北沢」を結成。
シモキタを愛するアーティストや文化人と力を合わせて見直しを訴える。世田谷区役所に
デモをかけたり、住民説明会を中止させたりして行政や商店街から恐れられた男が、下北沢の商店街の副会長にまでなる小さな街に起こった民主主義と協働のお話をいたします。

◆チラシを添付します。

たづくりまつりチラシ(5月26日版)
.pdf
ダウンロード:PDF • 1.83MB






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