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【大ケヤキ移植】一般財団法人日本緑化センター 野口淳氏の意見書

2021年2月2日現在、駅前広場の大ケヤキの移植工事が強行されています。

市は2021年1月22日、突然市議会議員に2021年1月28日から移植工事を始めることを通告、当会の抗議を無視して工事を進めています。

大ケヤキの移植は、2020年9月1日に「中心市街地基盤整備等特別委員会」でこれも突然発表された南口ロータリー設計図の中で明らかになったもので、この移植について、市が委嘱した樹木医の診断では「ベッコウダケに冒されているので移植すれば枯死の危険性がある。1年程度の養生と経過観察が必要」とされています。明らかに「移植は危険」と言っているのですが、市はこれを「より良い環境に移植して養生する」と読み替えて移植を強行しようとしているのです。

このような解釈ができるのかどうか、専門家の判断を仰ぎたいと模索した結果、「日本緑化センター」に電話相談したところ、主任研究員野口淳氏が対応してくださり、詳細な意見書を書いてくださいました。(樹木の会HP掲載について許諾)

「日本緑化センター」は1973年、日本の緑化政策の実現のために、農業、林業、造園業などの民間団体と、旧農林省、建設省、通産省が協力して設立した一般財団法人で、自然保護に関する研修、専門家の養成を業務とし、樹木医の養成と認定を行う機関です。

 以下に野口意見書を掲載しますが、特に「3 野口意見」の「表4 野口意見総括」が重要です。 












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